writer:Asuka Food Consulting
人は誰でも幸せになりたいと思っています。
でも、何をもって幸せと感じるかは人によって違いますよね。
例えば、
お金持ちになりたい。
起業して成功したい。
と、自分の夢が達成されたときや、
その夢に向かって進んでいるときに、
幸せだと感じる人もいれば、
愛する妻と子供がいる家庭を大切にしていきたい。
今の仕事に誇りをもっている。
と、自分の現在おかれている環境を幸せだと感じている人もいるはずです。
夢の達成や現在の環境を継続し維持するのに必要なのが、働くということ
だと私は思います。
そう考えると、
飲食店(で働くということ)は、
自分自身の幸せを達成、あるいは、維持するために必要な手段といえます。
飲食店で働き、夢を実現、あるいは、現状を維持するには、
来ていただいたお客様に、美味しいお料理や、心のこもったサービスを提供して、
入店したときよりも、喜び、満足、感動という幸せ(幸福)を感じてお帰りいただくこと。
そうすることにより、
売上が上がり、利益がでて、お店を継続して運営することができるのです。
上記を達成するためには、従業員を募集、教育と訓練を実施して育成し、人材へと成長させ、
戦力化することが必要ですよね。
お店にもよりますが、アルバイトが働き始めて一か月ほどすれば、ある程度の作業を一人でこなすことが可能となります。どのポジションも一人で作業がこなせる状態が「人材」
「戦力化」とは、お客様を幸せにして、その幸せを自分自身の幸せと感じることができる状態のこと。あるいは、お客様をよべる「人財(人材から人財へ)」に成長した状態のことです。
また、飲食店の素晴らしいところは、
お客様から、「美味しかった、また来るね」と、自分がお客様にしてさしあげたことに対して、
直に言葉にして言ってもらえ、それが自分自身のやりがいや達成感につながります。
飲食店で働くということは、お客様を幸せにすると同時に、
自分自身も幸せを感じることができる素晴らしいお仕事なのです。
飲食店と一言でいっても、日本料理や西洋料理のように、一人前になるには数年かかるお仕事もあれば、チェーン店のように数週間から数か月で一人前になるお店もあります。
折りに触れ、従業員に上記を説明し続けること、理解していただくことにより、モチベーションが継続するのです。
新人店長は、一緒に働いている仲間や、新しく入ってくるアルバイト達に
飲食店で働く素晴らしさを口頭で伝え、それを自身の行動で表しましょう。