エクセルで作成したカレンダーの曜日を、
月を変えるだけで変更させる方法を説明します。
Writer:Asuka-Food-Consulting
上の図は、エクセルでつくる売上管理表で作成した表です。
Table of Contents
年月の設定
上記見本と同じ、2025年3月の日付を作ってみます。
前回つくった売上管理表があれば開いて作業しましょう。
前回つくった売上管理表ではなく、このページで自動計算させる方法を知りたい場合は、
新しいエクセルのシートに、A1セルからB33セルに罫線をひいて進めてくださいね。
A1のセルに年、2025
B1のセルに月、3
日付と曜日を入力してください。
下図 完成イメージ
日付の設定
A3のセルに
=DATE(A1,B1,1)
上記の数式をイコールからすべてコピーしてエクセルのA3のセルに貼り付ける
A4のセルに
=IF(A3=EOMONTH(DATE($A$1,$B$1,1),0),"",IF(A3<>"",A3+1,""))
上記の数式をイコールからすべてコピーしてA4のセルに貼り付ける
A4に上記の数式を貼り付けたら、A4の数式をコピーして、A5~A33に貼り付ける
A3からA33を選択してマウスを右クリック
「セルの書式設定」から「表示形式」「ユーザー定義」を選択
種類のところに、d と入力してOKを押す
これで、日付のみが表示されました。
罫線は貼り直しておきましょう。
曜日の設定
B3のセルに
=TEXT(A3,"aaa")
B3のセルに上記の数式をコピーして貼り付る
次に、B3の数式をコピーして、B4~B33に貼り付ける
A1~B33を選択して、中央揃えをクリックする
これで、曜日の欄は完成です。
特定の曜日に色を付ける
文字色を、土曜日は青、日祝日は赤にする設定
■土曜日を青色の文字にする設定
売上管理表のB3~B33を選択して、「条件付き書式」→「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」→「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の下のボックスに
=$B3=”土"
と入力(この数式をコピーして貼り付ける)→書式→色から青を選択→OKをクリック→OKをクリック
土曜日の「土」が青色に変わっていればOKです。
■日祝を赤色の文字にする設定
エクセルの新しいシートを選択
先につくった売上管理表の右に「Sheet1」があれば、それをクリック、なければ、その横あたりに「十」のマークがあります。
それをクリックすると新しいシートが増えます。
その新しいシートに、下記のリンク 「内閣府 国民の休日」
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
令和7年(2025年)及び令和8年(2026)の「国民の祝日」
と書かれた項目の下に、
〇令和7年(2025年)の国民の祝日・休日
とあり、今年は令和7年ですので、この祝日一覧を使用します。
令和8年で作る場合、このページの下の「令和8年の国民の祝日・休日を使用して作る場合の注意点」を参考にしてください。
名称と日付と書かれた下のみをコピーして、先ほど開いたエクセルの新しいページに貼り付ける(下記の画像)
※貼り付けるときは、「貼り付け先の書式に合わせる」を選択
シートの見だしを右クリックして名前を変更する
ここでは、2025国民の休日 としてあります。
先ほど作成した2025年3月の日付と曜日のシートに移動する
B3~B33を選択、「条件付き書式」→「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」→「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の下のボックスに
=OR($B3="日",COUNTIF('2025国民の休日'!$A$1:$B$19,$A3)>0)
をコピーして貼り付け→書式→色から赤を選択→OKをクリック→OKをクリック
B1の月を変更するだけで、日付と曜日が自動計算されているか確認しましょう。
令和8年(2026年)の国民の祝日・休日を使用して作る場合の注意点
上記は、先ほどの内閣府国民の休日ページの令和8年(2026年)の国民の休日祝日をコピーして貼り付けたものです。
B1をクリックすると、2025/1/1となっているのがわかると思います。
これを数式バーを使って、2026/1/1と変更する必要があります。
他もすべて、月日はそのままで、年を2026に変更すると、2026年(令和8年)のカレンダーも同じように動作します。
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